仮想通貨ランキング堂々一位のビットコイン。
今ではかなり有名になりました。
知らない方も名前くらいは聞いたことあるんではないでしょうか。
なぜ、ここまで人気なのでしょう。
そもそもビットコインてなんなのでしょうか?
今回は今さら聞けないビットコインについて初心者にも分かりやすく解説していきます。
この記事で分かること
- ビットコインについて分かる
- ビットコインの特徴が分かる
- ビットコインのメリット、デメリットが分かる
ビットコインとは
通貨名称 | ビットコイン(BTC) |
発案者 | サトシ・ナカモト |
発行上限枚数 | 2100万枚 |
発行完了予定年 | 2140年 |
ホワイトペーパー | https://bitcoin.org/bitcoin.pdf |
公式サイト | https://bitcoin.org/ja/ |
ビットコインは、世界初の仮想通貨として2009年1月に誕生しました。
仮想通貨とは
仮想通貨とはインターネット上で取引ができる通貨のことです。
インターネット上の通貨の為、紙幣や硬貨などの実体はありません。
実体はありませんが、法定通貨(日本円や米ドル)に交換することもできます。
一部では、仮想通貨で支払いをすることも可能です。
別名、暗号資産とも呼ばれています。
ビットコインは、2008年10月にインターネットに突如「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が論文を発表したことが始まりです。
ポイント
サトシ・ナカモトについては現在も詳細不明です。
今では有名なビットコインですが、誕生してすぐは世間からは全く相手にされませんでした。
そらそうですよね。
いきなり仮想通貨なんて言われてもピンときません。
ましてや実体のない通貨なんて怪しくてしょうがないです笑
誕生して約1年間は1BTC0円でした。(この時に買い込んでおけば今頃は...)
1年後の2009年、初めて1BTC0.07円を記録しました。
そして約5年で価格が上昇し、2024年5月現在、1BTC1000万円を超えています。
なぜ、仮想通貨と呼ばれる実体のないものに、ここまで価値があるのでしょうか?
ビットコインの特徴を見ていきましょう。
ビットコインの特徴
それではビットコインの特徴を見ていきましょう。
ビットコインの特徴は、以下の通りです。
- ブロックチェーンを使用している
- 中央管理者が存在しない
- 発行数に限りがある
- マイナーによって発行されている
- 半減期というイベントがある
ブロックチェーンを使用している
なぜ仮想通貨というものに価値があるのでしょうか?
それはブロックチェーンを使っているからです。
ブロックチェーンとは、管理台帳のことです。
簡単にいうとビットコインの取引データを保存するデータサーバーのことを指します。
売買や送金等の取引データの塊を鎖のように繋いでいくことからブロックチェーンと名付けられました。
例えば、AさんがBさんから1BTCに送金したとします。
この取引データは1ブロックとしてブロックチェーンに保存されます。
これらの取引データが全て連続してブロックチェーンに保存されるんです。
ブロックチェーンの特徴は取引データの改ざんに強いことです。
全ての取引データを連続して記録されている為、取引データを改ざんすることができません。
また、これらの取引データは誰でも見ることができるので透明性が高いことも特徴です。
これらによって実体のない仮想通貨にも価値を生むことができました。
このブロックチェーンはビットコインを始め、他の仮想通貨やNFTでも使用されているんです。
中央管理者が存在しない
ビットコインは国家や中央銀行といった中央管理者がいません。
例えば日本円を維持管理しているのは日本銀行で、米国ドルを管理しているのFRB(連邦準備制度理事会)ですね。
しかし、ビットコインの管理は特定の管理者が存在せず、ネットワークを通じて誰でも参加することができます。
国家や中央銀行が通貨の維持管理をしている場合、それらの取引データは国家や中央銀行のサーバーで管理しています。
しかし、サーバーダウンや、ハッキングを受けた場合はシステムが停止してしまいます。
ビットコインはビットコインプログラムに参加している世界中のユーザーによって管理されている為、どれか1つのサーバーがダウンしたり、ハッキングを受けたとしても影響を受けません。
国家や中央銀行に依存しない新たな形の通貨が誕生しました。
発行数に限りがある
ビットコインは発行数が2100万枚と決まっています。
これはビットコインを作るプログラムの段階で決められているため、変更することができません。
法定通貨では国家や中央銀行が極度のインフレ、デフレにならないように調整しています。
ですが、ビットコインでは先述の通り特定の管理者がいない為、これらを調整する人がいません。
これら対応策として、ビットコインの発行数を調整しているんです。
むやみやたらに発行数を増やして、需要を超えてしまうと価値が下がってしまいますからね。
マイナーによって発行されている
ビットコインは、誰でも発行することができます。
ビットコインを発行する作業のことをマイニングと言います。
そして、発行する人はマイナーと呼ばれています。
誰でも発行できると言いましたが、発行には高度なITスキルと膨大な計算量が可能なスーパーコンピューターが必要です。
マイナーは世界中に存在しますが、なぜ彼らは雇われているわけではないのに、こんなにも高度な作業を行うのでしょうか?
それは、ビットコインを発行することによって、ビットコインを報酬としてもらえるからです。
ビットコインの発行数は2100万枚と決まっていて、これらが発行上限に達するのは2140年と言われています。
発行上限に達するまで、毎日世界中のマイナーによってビットコインが発行されています。
半減期というイベントがある
ビットコインには半減期というイベントがあります。
毎日世界中のマイナーによって発行されている為、これを制限なく行なっているとすぐに発行上限に達してしまいます。
発行上限に達してしまうと、インフレやデフレに対応することができません。
それを防ぐために4年に1度の頻度で半減期というイベントがやってきます。
半減期とは、ビットコインを発行するマイナーへの報酬を半減させることで発行数を抑えるイベントです。
本来の目的は発行数を抑えることですが、副産物で半減期後にはビットコインの価格が上昇しています。
ビットコインの需要が高い中、発行数が半減すると需要>供給となるからです。
これまで過去3回半減期がありましたが、いずれも半減期後には価格が急上昇していました。
ビットコインユーザーにとって見逃せないイベントとなっています。
ビットコインのメリット
それではビットコインのメリットについて見ていきましょう。
ビットコインのメリットは以下の通りです。
- 価値の上昇
- 個人間の送金ができる
- 世界中で両替なしで利用できる
価値の上昇
ビットコインができた当初は、1BTC0.07でした。
しかし2024年5月現在、1BTC1000万円を超えています。
これはビットコイン誕生以来、最高値です。
これからビットコインは、さらに価格上昇するだろうと予想されています。
それは先述したビットコイン半減期を2024年4月に迎えたことと、ビットコインETFが承認されたからです。
ビットコインETFとは
ビットコインETFとは、ビットコインの価格に連動した投資信託のことです。
ビットコインは仮想通貨取引所でしか取引ができませんでしたが、ETFになったことで株式と同様に証券取引所で取引できます。
これまで怪しいと言われて投資家の間で避けられていたビットコインですが、証券取引所で購入できるようになったことで、投資対象の1つとして注目されています。
ビットコイン半減期とビットコインETFについては別記事でも解説予定です。
この2つのビックイベントを迎えたビットコインは、これからさらに価格が上昇すると言われています。
まだビットコインを始めていない方も、これからの価格上昇に備えて今始めれば間に合うかも?
個人間の送金ができる
ビットコインは銀行を介さずとも送金が可能です。
法定通貨の場合は銀行を通じて送金をする為、手数料が取られてしまいます。
しかし、ビットコインは個人間で送金ができるので、手数料を抑えて送金することが可能です。
さらに銀行を介さないため、インターネット環境さえあれば24時間365日いつでも送金可能です。
法定通貨の場合、海外への送金は数日かかりますが、ビットコインなら数分でできちゃうんです。
世界中で両替なしで利用できる
ビットコインは世界共通のため、海外通貨と両替なしで利用できます。
海外旅行先で毎回、両替するのはめんどくさいですよね。
さらにビットコインが使える店舗なら、そのまま使用できるんです。
両替の手数料って結構高いので、かなりの節約になります。
ビットコインデメリット
次にビットコインのデメリットを見ていきましょう。
ビットコインのデメリットは以下の通りです。
- 価格の暴落の可能性
- 税金が高い
- 決済サービスが少ない
価格の暴落の可能性
ビットコインは価格の変動が激しいです。
1日で結構激しい値動きをする時もあります。
時には20%の価格変動も起きます。
株式とかではここまでの価格変動はないですから、なかなかの変動率です。
安定した商品に投資したい方にとっては不向きかもしれません。
なのでビットコイン投資の際には長期投資にすることをおすすめします。
税金が高い
仮想通貨の利益は雑所得として扱われます。
この雑所得の税金が最大約50%です。
50%ってめちゃくちゃ高いですよね...
どれだけ利益を出しても半分税金で持って行かれてしまいます。
ビットコインで高額な利益を出してウハウハしていて、後日税金がかかることが判明して払おうとした時には価格が暴落して払えない...
なんていう地獄のようなケースもあるようなので気をつけてください。
決済サービスが少ない
ビットコインで決済できる店舗はあるのですが、まだまだ数が少ないです。
それはネットショッピングでも同じです。
これから普及していくとは思いますが、現段階では少なくなっています。
ビットコインだけで生活するという日は、まだ先になりそうです。
まとめ
今回はビットコインについて紹介しました。
ブロックチェーンという画期的な技術を使って世界で初めての仮想通貨として誕生しました。
誕生してすぐはほぼ無価値でしたが、今ではビットコイン半減期とビットコインETFという2つのビックイベントを迎えて最高値を記録しています。
これからさらに最高値を更新していくと予想されています。(あくまでも予想です)
でも1BTC1000万円もするのに買えないよ。。。
なんて思いますよね。
実はビットコインは500円から購入できるんです。
初心者の方はデイトレードには手を出さないでください。
ビットコインは価格の変動が激しいのでデイトレードにはリスクがあります。
少額を長期で投資するのがおすすめです。
あなたもビットコインに乗って始めてみませんか?
今からでも全然間に合います。
めざせビットコインドリーム!!
ビットコインを始めようと思った方は以下の記事で解説しているのでご覧ください↓
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【完全解説】簡単3STEPでビットコインを購入する方法
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